Aztec Camera ‎– High Land, Hard Rain (1983)

まだ10代の少年が作った作品とは、思えないくらいの完成度があると思う。反面、10代の研ぎ澄まされた感性だからこそ、作り得た作品なのかもしれない。当時、高校2年だった私は、JR春日井駅前ロータリー近くのレコード店でこの作品の日本盤を同じ徳間ジャパンから同時期に発売されたThe Smithsのファーストアルバムと2枚同時買いをしました。どこにそんな資金があったのだろうか。(謎である。)そのときは、「High Land, Hard Rain」より、「The Smiths」の方が気に入っていて、「The Smiths」ばかり聞いていました。しかし、今になってみると、圧倒的に「High Land, Hard Rain」を聞く回数の方が多いです。聞けば聞くほど、この作品の隠れた素晴らしさを再発見できます。発売されて35年ほどたった今でも、新鮮な気分が味わえる凄い作品です。

1. Oblivious
2. The Boy Wonders
3. Walk Out To Winter
4. The Bugle Sounds Again
5. We Could Send Letters
6. Pillar To Post
7. Release 3:38
8. Lost Outside The Tunnel
9. Back On Board
10. Down The Dip