Echo & The Bunnymen ‎– Porcupine (1983)

当アルバムの日本盤がリリースされるにあたって、シンコー・ミュージックの「ミュージック・ライフ」のアルバムレビューに紹介されていたのが、私がこのアルバムと出会うきっかけだったという記憶が印象に強く残っています。アルバムレビューは五つ星の最高評価でした。同時期、五つ星だったアルバムはNight Rangerのデビューアルバム「Dawn Patrol」で、このアルバムもレンタルレコード店で借りてテープに録音して聞いた記憶があります。ただ、Night Rangerの音楽性は私の好みには合わないみたいで、今では全く聞いてないです。「Porcupine」に話を戻します。インドのヴァイオリン奏者シャンカールのバイオリンソロで始まる1曲目の「The Cutter」、超強烈なインパクトがあります。ジャケットの風景の様に全曲通して、凍てつくような冬の嵐のようなイメージの曲がずらりと並んでいます。すべての曲が重厚かつ壮大で素晴らしい。Echo & The Bunnymenの最高傑作は2作目の「Heaven Up Here(1981)」だとよく言われますが、私は、この作品の方が好きです。

1. The Cutter
2. Back Of Love
3. My White Devil
4. Clay
5. Porcupine
6. Heads Will Roll
7. Ripeness
8. Higher Hell
9. Gods Will Be Gods
10. In Bluer Skies